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北朝鮮はICBMエンジンを国産しているという指摘 – 『NEWSを疑え!』第610号(2017年8月21日特別号)

『NEWSを疑え!』第607号(2017年8月7日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・北朝鮮はICBMエンジンを国産しているという指摘
◎編集後記
・これが本物の自由と民主主義(小川和久)

◇◆北朝鮮はICBMエンジンを国産しているという指摘

 北朝鮮の中長距離ミサイルのロケットエンジンがウクライナ製だとの分析を、米国の弾道ミサイル専門家(IISS=英国際戦略研究所ワシントン事務所シニアフェロー)のマイケル・エレマン氏が8月14日に発表し、ニューヨークタイムズが、米国の複数の情報機関の分析もエレマン氏と一致していると報じたことが、議論を呼んでいる。[1]

 それというのも、もしエレマン氏の結論が正しければ、北朝鮮には大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星14」第1段と中距離弾道ミサイル(IRBM)「火星12」のエンジンを製造する能力がなく、配備できるミサイルの数は限られることになるからだ。これは北朝鮮の戦力評価を左右することにつながる。

 しかし、エレマン氏が前提とする時期よりも早い段階から北朝鮮はこのエンジンの調達を始めており、ロケットエンジン製造能力は高い水準にあると考えられるので、その結論は成り立たない。北朝鮮はこのエンジンを国産していると考えたほうが自然だ。



(小川和久)