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弾道ミサイルの弾頭、再突入体、シュラウド – 『NEWSを疑え!』第607号(2017年8月7日特別号)

『NEWSを疑え!』第607号(2017年8月7日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・弾道ミサイルの弾頭、再突入体、シュラウド
◎編集後記
・されどメルカトール図法(小川和久)

◇◆ 弾道ミサイルの弾頭、再突入体、シュラウド

 北朝鮮の弾道ミサイルについて、ニュースにならない日はないと言ってよいほどだ。しかし、そのわりに私たちは弾道ミサイルについての基礎知識を備えていないような気がする。そこで今回は弾道ミサイルの弾頭、再突入体、そしてシュラウドについて解説しておきたい。

 ミサイルやロケット弾の弾頭とは、爆発・燃焼・毒性など直撃以外の効果で目標を破壊・無力化する部分を指す(派生的に、照明弾など危害を加えないロケット弾の部分を指すこともある)。弾道ミサイルの弾頭は、ほぼ先端にあるのがふつうだが、レーダーや赤外線センサーで誘導される対空ミサイルの弾頭は、センサー、コンピュータ、電池よりも後ろにある。

 ミサイルが目標に接近して爆発した場合の効果は、弾頭の爆発力によって決まる。しかし、燃焼を終えたロケットから分離された核弾頭が、目標にどれほど接近できるのかは、再突入体の性能によって決まる。再突入体には、以下に述べるように、弾頭を熱から守る機能と、望ましい位置で弾頭を爆発させる機能があるからだ。



(小川和久)