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意外に知らない自衛官と官僚の地位

『NEWSを疑え!』第523号(2016年9月22日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆ 意外に知らない自衛官と官僚の地位
◆「俸給表」で見れば一目瞭然
◆ これが自衛官、防衛省、警察庁の指定職
◆ 連携が必要だから知っておこう
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・監視カメラ網に捕まったニューヨークの爆破犯
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・統合されたF-35とイージス艦の防空能力(西恭之)
◎編集後記
・朝日新聞が「抑止力強化」を訴えた

◇◆意外に知らない自衛官と官僚の地位

Q:よく「自衛隊って防衛省の職員なの?」と聞く人がいます。それに輪をかけてわかりにくいのが、自衛官の地位ですね。たとえば、自衛官のうち陸上自衛隊の方面総監や海上自衛隊の地方総監は、日本に1人しかいない警視総監よりは地位が下でしょう。でも、ほかの官庁の幹部と比べてどうか、あるいは管区警察局長や道府県警本部長と比べてどのくらいエラいのか、よく知りません。今回は、そのあたりを解説してください。

小川:「まず、防衛省と自衛隊の関係ですが、多くの人が、日本の国防組織は防衛省と自衛隊の2本立てになっており、前者が“背広”を着て事務を、後者が“制服”を着て現場を担当していると知っています。しかし、どちらも『防衛省職員』で、しかも『自衛隊の隊員』とは、知らない人もいるようですね」

「防衛省職員のほとんどは『特別職』の国家公務員で、防衛大臣・防衛副大臣・防衛大臣政務官2人・防衛大臣補佐官・防衛大臣政策参与3人以内を除く全員が『自衛隊の隊員』です。このうち防衛事務次官・防衛審議官・書記官等624人・事務官等2万505人が、オフィスワークをするいわゆる防衛官僚で、残りの24万7154人が自衛官です(以上は定員内)。さらに予備自衛官4万7900人・即応予備自衛官8075人・予備自衛官補4600人・防衛大学校などの学生生徒も、自衛隊の隊員なのです(以上は定員外。数字は2016年3月31日現在)」



(小川和久)