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「三沢基地の核搭載戦闘機が平壌上空へ往復」というデタラメ

『NEWSを疑え!』第519号(2016年9月5日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・「三沢基地の核搭載戦闘機が平壌上空へ往復」というデタラメ
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・守屋元防衛事務次官のインタビューを読んで(小川和久)

◇◆ 「三沢基地の核搭載戦闘機が平壌上空へ往復」というデタラメ

関西テレビ(フジテレビ系列)のバラエティ番組「胸いっぱいサミット」で8月20日に放送された内容について、次のような質問を読者からいただいたので、今回はそれにお答えしたい。

「青森県三沢基地の米空軍F-16戦闘機が、北朝鮮領空を侵犯して平壌≪ピョンヤン≫上空で示威飛行をたびたび行っており、過去には地中貫通核爆弾(核バンカーバスター)を搭載して行ったこともあると、青山繁晴氏(参議院議員)が発言した。北朝鮮の防空能力やF-16の航続距離からして、にわかには信じがたいが、確かな情報源はあるのか」

結論から言えば、そうした示威飛行の話は、米政府・議会が軍の編制と予算の根拠としているデータとの矛盾があまりにも多いので、根拠を欠いており、非現実的と言わざるを得ない。読者が指摘した問題のほかに、核爆弾の取扱い手順や搭載機にも、明らかな事実誤認があるからだ。



(小川和久)