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理にかなっていた北朝鮮のムスダン試射

『NEWSを疑え!』第501号(2016年6月27日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・理にかなっていた北朝鮮のムスダン試射
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・ムスダンを破壊するには(小川和久)

◇◆ 理にかなっていた北朝鮮のムスダン試射

 北朝鮮は6月22日朝、南東部の元山≪ウォンサン≫付近の移動式発射装置から中距離弾道ミサイル2発を相次いで日本海上空へ発射し、翌日、「火星10号の試験発射を成功裏に行った」と発表した。米国はこの液体燃料ミサイルを2007年に発見しており、「ムスダン」と名付けていたが、陸上で発射されたことは今年4月までなかった。

 ムスダンは金日成≪キムイルソン≫の誕生日の4月15日、陸上で初めての試射に失敗した。朝鮮労働党大会直前の4月27日と28日、そして大会後の5月30日にも失敗したが、北朝鮮はこれらの失敗を6月24日まで認めてこなかった。

 5回目と6回目の試射は、4回目の失敗のわずか23日後の6月22日午前5時26分と7時33分(日本時間より30分遅い平壌≪ピョンヤン≫時間)に行われた。このペースは、失敗の原因を解明してミサイルを改良するには早すぎる。



(小川和久)