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イスラエルの関与でF-35の能力が向上『NEWSを疑え!』

『NEWSを疑え!』第481号(2016年4月11日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・イスラエルの関与でF-35の能力が向上
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・米国は「パナマ文書」をどう使う?(小川和久)

◇◆ イスラエルの関与でF-35の能力が向上

4月4日付けの専門紙ディフェンス・ニュースは、F-35戦闘機を導入するイスラエルが、独立した後方支援体制、国産の指揮・統制・通信・コンピュータ(C4)システムと兵器の搭載、外部燃料タンクの開発について、米国の協力を得ていると報じた。合計42機のF-35を導入する予定の航空自衛隊にとっても、見過ごすことのできない動きとなる。

イスラエルは米空軍型のF-35Aを最大75機輸入することを米国に認められており、33機の契約を済ませている。今年12月に1機目がイスラエルに到着し、米軍以外では初めて、2017年末に1個飛行隊が初期運用能力を獲得する予定となっている。イスラエルのF-35は、以下に述べる独特の改修が行われるので、F-35Iとも呼ばれる。


F-35A(米国防総省JSF=統合打撃戦闘機事業室サイト)

F-35開発参加国は、輸入国を含む各国が世界規模で部品と整備作業を融通し合う、国際的な後方支援システムを構築している。ロッキードマーティン社が開発中の「自律型ロジスティクス情報システム」(ALIS=「アリス」)は、各機が内蔵する自己診断システムの情報を共有し、分析することによって、故障を予測して部品と整備作業を発注し、マニュアルを更新する。重整備拠点は、米フォートワース(同社本社工場)、イタリア、日本、豪州にのみ設置される。



(小川和久)