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『NEWSを疑え!』第311号(2014年6月19日号)

『NEWSを疑え!』第311号(2014年6月19日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆参考になるなぁ!アメリカの教育
◆たたき込まれる文章作法
◆プレゼン能力を鍛える
◆教育は実社会を生き抜く武器
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・イランが核兵器生産能力を「開示」した
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・朝日新聞が誤報したドイツの集団的自衛権行使(西恭之)
◎編集後記
・いよいよ正念場――日中両国のNSC

◎テクノ・アイ(Techno Eye):

◇◆参考になるなぁ!アメリカの教育

(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)

Q:前回のメルマガは「兵器を見れば日本人の思考様式がわかる」ということで、GORなきSOR、つまり戦略なき戦術論についてうかがいました。集団的自衛権をめぐる議論がまさにそうだ、と。そんな日本人の思考様式は、日本の文化や風土に深く根ざし、学校でも、企業でも、私たちはそれにどっぷり漬かっているわけですね。振り返って、たとえばアメリカはどうなのか。今回はそんな話を聞かせてください。

小川:「その話にうってつけの本があります。大蔵・財務官僚出身の衆議院議員・岸本周平さんが2000年に出した『中年英語組―プリンストン大学のにわか教授』(集英社新書)という本です。カバーに『体当たり英語術』とあるように、40歳になろうかというエリート官僚が渡米して言葉に苦労した体験本。すぐ使える言い回しなど英語のノウハウも満載で、英語を学ぶ人にも役立ちますが、私は日米の比較文化論としてもたいへん優れた、おもしろい本だと思います」

『中年英語組―プリンストン大学のにわか教授(集英社新書)』(アマゾン)
http://www.amazon.co.jp/dp/408720068X/

【内容】(「BOOK」データベースより)

英語を再勉強する人がふえている。若い頃とちがって、中年・熟年で始めると覚えにくい。しかし若くないからこそできる勉強法もある。コレクトコールをかけたくても英語が通じず、マクドナルドでの注文もままならなかった著者が、めきめき英語力をゲット。実践の場では大人の知恵と度胸でカバー。その体当たり学習法や苦労・失敗体験記は、すぐ役に立つ、説得力あるものばかり。そしてついに、名門プリンストン大学の教壇にまで立った。

小川:「著者の岸本周平さんと私が知りあったのは、カンボジアPKOに自衛隊を派遣する直前の1992年の春でした。当時、浜田卓二郎自民党衆議院議員の政策集団FSL(自由社会フォーラム)に谷垣禎一さん、高村正彦さん、川崎二郎さんなどが集まっており、のちに衆議院議員になり、民主党政権で環境大臣を務めた小沢鋭仁さんが事務局長でした。浜田さんは既に宮沢内閣で官房副長官のような仕事をしており、国会でPKO協力法(国際連合平和維持活動等に対する協力に関する法律)が成立しようかというのに動こうとしない防衛庁内局を飛び越えて、私と一緒に陸上自衛隊からヒアリングをしたわけです。まだ現在のような国際平和協力活動の体制ができていない頃で、派遣に要するカネをどうするかが大きな課題でした」