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『NEWSを疑え!』第186号(2013年2月21日号)

『NEWSを疑え!』第186号(2013年2月21日号)
◎「軍法会議」から軍隊を考えてみよう
・なぜ軍法会議の判決は軽すぎるのか
・米軍は200人以上を処刑してきた
・軍法会議も営倉もない自衛隊
◎セキュリティ・アイ:米共和党のホープ、ランド・ポール上院議員の実力(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ:北朝鮮は米国の「核の傘」を破ることができるか(西恭之)
◎編集後記:「防衛駐在官」の実情を知らない国会論戦

ストラテジック・アイ(Strategic Eye):

◇◆「軍法会議」から軍隊を考えてみよう◆◇

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:2012年10月以降、沖縄でアメリカ兵の不祥事が立て続けに起こりました。13年に入っても横須賀などで飲酒がらみの事件が相次いでいます。こうした事件の容疑者のうち、日本側が起訴しない者は米軍側が処分し、きわめて悪質な場合に軍法会議が開かれるのでしょう。軍法会議というのは、たまにイラク人捕虜虐待事件で米兵が軍法会議にかけられたというニュースが流れたり、アメリカ映画に出てくるくらいで、私たちにはなじみがありません。今回は軍法会議について解説してください。

小川:「当メルマガ第171号(2012年12月13日号)〈『海兵隊』を知らないと、尖閣・普天間を解決できない〉の冒頭で、10月から11月にかけての米兵の不祥事を紹介しましたね。その後も、次のような事件が起こっています」

●2012年12月28日午前4時半頃、那覇市久茂地のアパートのベランダにキャンプ・ハンセン所属の海兵隊伍長(27)が無断で侵入して逮捕。酒に酔っており、「コロンビアに住んでいたときの家に似ていたので間違った」と言い訳。

●12月29日午後、那覇市久茂地で牧港補給地区(同県浦添市)所属の海兵隊上等兵エリック・ロペス容疑者(24)を道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで現行犯逮捕。

●2013年1月21日午前2時50分頃、横須賀市汐入町の無職女性(72)宅の敷地内に侵入した原子力空母ジョージ・ワシントン乗組員の1等水兵シルバ・マヌュエル容疑者(20)を現行犯逮捕。酒に酔っており、「インターホンを押された」との通報3件で駆けつけた警官が見つけた。

●2月1日、原子力空母ジョージ・ワシントン乗組員の2等水兵ジョン・キャンフィールド容疑者(22)が、強制わいせつの疑いで再逮捕。横浜駅近くの商業施設内で、すれ違った女性会社員(24)の両肩をつかんで壁に押しつけ、胸などを触った疑い。同容疑者は1月21日に横浜駅近くで男性警備員(28)を殴り軽傷を負わせたかどで、傷害容疑で現行犯逮捕されたが、横浜地検が処分保留としていた。