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検証──読売と毎日の弾道ミサイル防衛報道 – 『NEWSを疑え!』第614号(2017年9月4日特別号)

『NEWSを疑え!』第614号(2017年9月4日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・検証──読売と毎日の弾道ミサイル防衛報道
◎編集後記
・本当に「ファクトチェック」できるかな?(小川和久)

◇◆検証──読売と毎日の弾道ミサイル防衛報道

 弾道ミサイルの探知と迎撃をもっとも確実に行える段階は、ロケットエンジンが燃焼しており、低速で、再突入体が分離していない、発射直後の上昇段階(ブースト段階)である。その一方で、従来の対空ミサイルやレーザーは射程が限られるので、ブースト段階の迎撃のためには、搭載機が弾道ミサイル発射国の領空で待機しなければならないという地理的制約があった。

 それでは迎撃兵器の搭載機が撃墜される可能性が高い。また、弾道ミサイル保有国がどの国も攻撃しておらず、発射に着手していない時点では、領空侵犯にあたる。そこで米国はもっぱら、弾道の中間段階の宇宙空間と、着弾直前の終末段階の迎撃ミサイルを開発してきた。

 ところが、高高度滞空型無人機、レーザー、空対空ミサイルの技術が進歩しているので、北朝鮮の弾道ミサイルを上昇段階で迎撃する能力を日米が備える可能性が高まっている。



(小川和久)