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弾道ミサイル原潜は報復核戦力たりうるか?

『NEWSを疑え!』第505号(2016年7月11日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・弾道ミサイル原潜は報復核戦力たりうるか?
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・中国も「敵に塩を送る」?(小川和久)

◇◆ 弾道ミサイル原潜は報復核戦力たりうるか?

 核保有国が互いに核攻撃を抑止することができてきたのは、先制攻撃を受けても残存した核兵器で報復し、相手が受け入れられないほどの損害(相互確証破壊)を与えることができるように、核兵器を配備してきたからである。

 先制攻撃で壊滅しない核報復能力(第二撃能力)として、米国、ロシア、英国、フランスは潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を原潜に搭載している。中国では4隻の094型(晋級)弾道ミサイル原潜が就役しているが、核弾頭を搭載して航海したとは確認されていない。インドも国産原潜からの弾道ミサイル発射に成功しており、北朝鮮は海中から弾道ミサイルの試射を繰り返している。

 ところが、弾道ミサイル原潜を発見して先制攻撃することは不可能であるという、核報復能力の前提が、対潜水艦戦(ASW)技術の進歩によって、やがて崩れる可能性が出てきた。



(小川和久)