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意外と知らないイランの軍事力『NEWSを疑え!』

『NEWSを疑え!』第475号(2016年3月17日号)
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆ 意外と知らないイランの軍事力
◆ 制裁解除でサウジとの対立は激化せず
◆ 中核は革命防衛隊と民兵組織
◆ 侮れないサウジの一流装備
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・最終コーナーで示されたオバマのドクトリン
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・サウジで20か国が大演習の狙い(西恭之)
◎編集後記
・アームチェア・ジャーナリスト

◇◆ 意外と知らないイランの軍事力

Q:2016年1月に、イランをめぐる大きな動きが二つありました。一つは、欧米のイランに対する経済制裁の解除。もう一つは、イランとサウジアラビアの国交断絶です。考えてみれば、私たちは「イランの軍事力」がどれほどのものか、よくわかっていないようです。新聞やテレビニュースで解説を見聞きした覚えもありません。いかがですか?

小川:「そうですね。イランという国について知られていることは、意外に少ないようです。これは、軍事力に限ったことではないでしょう」

「一般に知られているのは、たとえば、イランは昔のペルシア(ペルシャ)で、長い歴史があり、古代ギリシャに攻め込んだりしていたこと。スパルタの先遣隊300人が数万規模のペルシャ軍と戦った『テルモピュライの戦い』は有名で、映画にもなりました」

「20世紀にはパフラヴィー(日本では『パーレビ』と呼ばれました)国王が2代続き、極端な親欧米路線だったこと。1979年にホメイニ師が指導するイスラム革命が起こり、米国大使館人質事件をきっかけにアメリカと激しく対立したこと。シーア派の国でまわりのスンニ派の国と仲が悪いこと。世界有数の原油産出国であること。あとは、核開発疑惑と、ホルムズ海峡に面していることくらいでしょうか」



(小川和久)