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『NEWSを疑え!』第426号(2015年9月7日特別号)

『NEWSを疑え!』第426号(2015年9月7日特別号)
◎テクノ・アイ(Techno Eye)
・米軍の優位を支える戦場監視機の後継機は
(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎編集後記
・15歳天才ハッカーの上位入賞を喜びたいが(小川和久)

◎テクノ・アイ(Techno Eye)・米軍の優位を支える戦場監視機の後継機は

 中国軍は1991年の湾岸戦争に衝撃を受けて、通常戦力の近代化を始めた。当時、米軍はイラク軍の車両を監視し、味方の地上部隊と航空機に攻撃を指示するために、中古のボーイング707旅客機に多機能レーダーを搭載したE-8 J-STARS(統合監視・目標攻撃レーダーシステム)の試作機を投入し、大きな成果を挙げた。E-8はその後の米国の全ての戦争で活躍し、現在も北朝鮮軍を監視している。

 E-8の外見で特徴的なのは、全長46.6メートルの機体の前方下側に位置する長さ12メートルのレドームだが、この中に長さ7.3メートルの側方監視レーダーAN/APY-7が格納されている。AN/APY-7レーダーは、移動目標の追尾を優先するドップラー・レーダー・モードでは、ほぼ5万平方キロの範囲内にある最大250キロ遠方の移動目標を最大600個同時に追尾し、機内の画面に表示する。低高度・低速の航空機、ヘリコプター、回転中のレーダーも探知できる。合成開口レーダー・モードに切り替えると、地上目標を精密に観測できる。


E-8 J-STARS(統合監視・目標攻撃レーダーシステム)
(米空軍ファクトシート)



(小川和久)