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『NEWSを疑え!』第206号(2013年5月9日号)

『NEWSを疑え!』第206号(2013年5月9日号)
【今回の目次】
◎ストラテジック・アイ(Strategic Eye)
◇◆なぜ自衛隊だけ減らされたのか
◆考えもなく自衛隊を減らした日本の国会
◆「陸自4万人削減」騒動の舞台裏
◆国家社会を守る組織は相互依存
◎セキュリティ・アイ(Security Eye)
・国境で軍が対峙しても落着する中印関係の背景(静岡県立大学グローバル地域センター特任助教・西恭之)
◎ミリタリー・アイ(Military Eye)
・ビンラディン殺害2年――特殊作戦の機密が漏れる理由(西恭之)
◎編集後記
・首相の車列が玉突き事故なんて!!

◇◆国民が知らない『国民保護』の実態

国際変動研究所理事長 軍事アナリスト 小川和久

Q:第2次安倍晋三政権が発足して、1年の3分の1以上が過ぎました。先行きへの期待から円安・株高が進み、アベノミクスは、まずまずのスタートを切ったようです。2009年9月に自民党中心の政権から民主党中心の政権へ、2012年12月に再び自民党中心の政権へと、3年3か月の間に大きな政権交代が2度あったわけですね。そこで今回は、政治や政権と日本国の安全、とりわけ自衛隊の関係について、小川さんの考えを聞かせてください。

小川:「まず、次のデータをご覧ください。ここでいう自衛隊の定員は『予算上の定員数』で、実際にいる『現員数』とは異なります。平成22年度末の充足率は、陸上自衛隊92.5%、海上自衛隊91.7%、航空自衛隊90.7%、その他91.5%と、全体で92%でした。定員数のだいたい9掛けが現員数だ、と思えばいいでしょう」

【データ:自衛官の定員の推移】

平成19年度末(2008年3月)
陸自15万3220 海自4万5716 空自4万7313 その他2398 合計24万8647
平成20年度末(2009年3月)
陸自15万2212 海自4万5585 空自4万7138 その他3368 合計24万8303
平成21年度末(2010年3月)
陸自15万1641 海自4万5550 空自4万7128 その他3427 合計24万7746
平成22年度末(2011年3月)
陸自15万1641 海自4万5518 空自4万7123 その他3464 合計24万7746
平成23年度末(2012年3月)
陸自15万1337 海自4万5517 空自4万7097 その他3495 合計24万7446
平成24年度末(2013年3月)
陸自15万1063 海自4万5517 空自4万7097 その他3495 合計24万7172

注1)いずれも予算上の定員数
注2)その他は、共同の部隊・統合幕僚監部・情報本部の合計
注3)データは次の2つによる
朝雲新聞社サイト
http://www.asagumo-news.com/techou-pc/teiin-no-suii/teiin-no-suii.html
『我が国の防衛と予算 平成24年度予算の概要』
http://www.mod.go.jp/j/yosan/2012/yosan.pdf

小川:「今回は、自衛隊定員数の推移が、なぜこうなるのかを考えながら、政治や政権が日本国の安全をどのように扱ってきたか、警察・消防・海上保安庁などとの比較を通じて自衛隊について考えてみたいと思います」